ワンピースとジョジョの共通点から必ず学ぶべき"感動の法則"
ワンピースとジョジョの奇妙な冒険。今更語るまでもない伝説的作品だ。どちらの作品も感動するシーンが非常に多い。私も何度泣いたかわからない。
しかし、あなたは気づいているだろうか。この2作品に大きな共通点がある。
この2作品は、全く同じ”感動の法則”を使っているのだ。
ちなみにタレントの矢口真里さんは「ワンピース1冊につき5回は泣ける」そうだ。
つまり彼女はワンピースを80巻読めば400回以上泣くということだ。さすがの私も400回は泣いていないので矢口さんのワンピースへ愛情には敵わない。
失礼。話が脱線してしまった。
”感動の法則”の話に戻ろう。わかりやすく説明するために下記画像をご確認いただきたい。下記画像はワンピースとジョジョの奇妙な冒険の作中で、キャラが死亡する場面をまとめたものだ。
注目してい欲しいのは、”みんな死ぬときに笑っている”というところだ。
【ワンピース】
なぜ彼らは死ぬ時に笑うのか。
死なないからだ。
そもそもこの両作品における”死”とは何か。まず、どちらの登場人物も目的と信念を持って生きている。彼らにとって死ぬことよりも無念なのは目的を達成できないことだ。
だがしかし。
例え自分が死んだとしても、その目的を果たすという意思を受け継いでくれると信頼できる相手がいれば・・・
命は死んでも魂は死なない。自分が死んでも自分の目的は必ずあいつが果たしてくれる。だから笑って逝ける。
これこそがワンピースとジョジョの奇妙な冒険に共通する感動の法則
”受け継がれる意思”である。
さあそれを踏まえて改めて先ほどの画像を見ていただきたい。どのキャラも必ず、信頼できる相手が意思を受け継いでくれている事に気づくだろう。
ベルメールさんはナミとノジコに。
ヒルルクはチョッパーに。
モネとヴェルゴはドミラミンゴに。
コラソンはトラファルガー・ローに。
ジョナサンの父親はジョナサンに。
ツェペリさんもジョナサンに。
ジョナサンはエリナと赤ん坊に。
シーザーはジョセフに。
イギーはポルナレフに。
意志は受け継がれているのだ。
以前尾田栄一郎先生のインタビュー でこのように仰っている。これを私ので臆断と偏見で解釈させていただきたい。
尾田先生談(意訳)
「人は辛い事があったくらいではまず泣かない。もっと辛いことが起こっても泣かない。 もっともっと辛いことがあってもまだ泣かない。耐えて、耐えて、そして優しい人が現れた時にやっと出て来る涙が『感動の涙』なんです。」
ジョバニャン独自解釈
「読者はキャラクターが辛い目があったくらいではまず泣かない。もっと辛い目にあっても泣かない。 もっともっと辛い目があってもまだ泣かない。そのキャラが耐えて、耐えて、とうとう命を落とす時に、その意思が他の誰かが受け継いだ時に、流す涙が『感動の涙』なんです。」
本当に私の独自解釈ではあるのだが、当たらずとも遠からずと思いたい。
さあ、この空前絶後の疾風怒濤の大ヒット作2作品に愛された感動のサンシャイン法則。
漫画家志望者たる者パクらんでどうする!ジャスティス!
ではおっぱい。
じゃなくておしまい。
【引用】ジョジョの奇妙な冒険・ワンピース